
私は、寺社大好き人間。
お叱りを受けるが深い信仰があるわけではないが、日本の成り立ちである神話の世界が好きで、仏教伝来などにも興味がある。
幼稚園は、初山幼稚園(宮前区初山)で、日蓮宗のお寺様。
月曜日のお祈りの時間が大嫌い。でも、花祭りなどのイベントは大好きだった。
10代のころは、カトリック教会で手話講師をし、曹洞宗のお寺さんでコンサート。
もともと、父親は神道で、母親は戦時下の東京で聖公会(キリスト教)で洗礼を受けた。
かなり微妙な家庭で育った。
そんな私だが、真言宗を身近に感じている。
それは、川崎生まれの私は、親類が地元川崎大師の弘法大師様から一文字「弘」という文字をいただき「弘幸」と命名したからだ。
命名の由来は、弘法大師様のように達筆になるようにという願いがあったようだ。
ただ、「弘法にも筆の誤り」ということわざがある。意味は「どんなに上手な人、名人であっても間違えたり、失敗したりする」ということだ。
私は、名前負。悪筆で、筆を誤った人になってしまった。
神道と聖公会の両親ではあったが、両親ともに信仰が深いわけではなかった。
母親の遺言は「南無阿弥陀仏」がいいというものであった。子どもの頃(東京)増上寺が遊び場で、お寺様にお手伝いに行ったことがあったようだ。
いまは、縁あって溝口の(浄土宗)大蓮寺様にお世話になっている。イベント好きなお寺様で、三社祭をはじめお祭が大好きだった母親も喜んでいると思う。
神道であった父親と、聖公会であった母親が、最終的には仏教に落ち着いたことになった…