醤油と地域「醤油から日本が見えてくる」

 醤油は、麹(こうじ)によって醸される日本の伝統的な発酵調味料で、かつては家庭で作られ、小麦と大豆、あるいは小麦がとれない地方では大麦で諸味(もろみ)を仕込んで作られていた。
 つまり、家庭、地域によって醤油の味は違っていた。
 商業的な醤油作りは、江戸時代に入ってからで、関東では「こいくち」、西日本では「うすくち」と「さしみ」が定番。
 現在、醤油はJASにより「濃口・薄口・溜・再仕込み・白」と5つに分けられており、製造方法でも「本醸造方式・混合醸造方式・混合方式」の3つに分けられている。
 かなり複雑である。
(イメージ写真)大豆と醤油 ただ「濃口」といっても味が違う。九州の醤油が甘いというのは有名だ。
 なぜ九州の醤油が甘いのか? これには諸説ある。
 砂糖が輸入・生産され普及したため。魚介類を引き立てる味付けのため・・・地域の気候や産業などから甘口醤油が九州の人々の生活に根付いていったのかも知れない。また、熊本県でよく食べられる馬刺しにも甘い醤油が合うという。
 最近では、スーパーでも多くの種類の醤油を見かけるようになった。
 アイスクリームやかき氷にかける醤油が新定番という声も聞く。
 醤油という日本人にとって定番の調味料も地域によって違いがあり、時代によっても進化している。醤油から日本が見えてくる気がする。

【注意】(2018年9月記)掲載記事は、内容がかわっている場合があります。
     内容に『過誤』があるかも知れないことをご理解ください。
     率直な感想・気持ちなどを記載しました。

高橋 弘幸

投稿者プロフィール

川崎市北部の長沢地域でまちづくり活動に参加(らぶながさわ)。また、(宮前区)長沢自治会の役員。宮前区観光協会web担当。福祉系NPO法人の事務局長として、[pipi]の愛称で「里山福祉」「下町福祉」を全国的に発信中!!  地元川崎の「川崎フロンターレ」「NECレッドロケッツ」「川崎純情小町☆」を応援(^.^) お仕事は、建設業(企画・広報)。

この著者の最新の記事

関連記事

コメントは利用できません。

おすすめ記事

  1. うみうりらんど-美しい妙見堂

    2020-6-3

    よみうりランド「HANA・BIYORI」の聖なる森

    ⬆美しい妙見堂    よみうりランドには、国宝や重要文化財などがたくさんある...  よみうり…
  2. 高橋弘幸-ミョウガ

    2020-1-24

    ミョウガを食べると物忘れが…茗荷和尚

     茗荷(ミョウガ)には、不思議な逸話がついてまわる。食べると「物忘れがひどくなる」「バカになる」など…
  3. ご恩送り

    2020-2-7

    「恩のリサイクル」(御)恩送り

     「(御)恩送り」という言葉をご存じですか?  「恩返し」と比べて、かなりマイナーな言葉かもしれな…
  4. 光明山 照曜院 大蓮寺

    2020-1-29

    みぞのくちコミュニティーコンサートなどで話題の大蓮寺さん(高津区久本)

     溝ノ口駅近く。  洗足学園前の「光明山 照曜院 大蓮寺」さん。  浄土宗のお寺さんで私の母が永…
  5. まち歩き(写真)タイトル

    2024-1-11

    川崎フロンターレ選手サイン会

     新春恒例のフロンターレ選手サイン会。  川崎フロンターレでは、川崎大師にて必勝祈願に川崎市内商店…

高橋弘幸の自己紹介

ページ上部へ戻る